第25回 柔道整復師国家試験問題 [ 運動学 ]
問題 86 運動の形で正しいのはどれか。
- 机上の食物は口まで線運動で運ばれる。
- 並進運動とはある点から別の点に全体として移動する回転運動である。
- 線運動に曲線運動は含まれない。
- 身体運動の多くは関節を運動軸とする体節の線運動からなる。
問題 87 多軸関節はどれか。
- 螺旋関節
- 平面関節
- 車軸関節
- 鞍関節
問題 88 随意運動の発現で正しいのはどれか。
- 随意運動が発言する時は始めに欲求・意図がある。
- 随意運動への意欲・動機づけは大脳運動野で行われる。
- 随意運動の計画・プログラムは大脳辺縁系で行われる。
- 随意運動プログラムは大脳感覚野から脊髄に伝達される。
問題 89 開口にはたらく筋はどれか。
- 側頭筋
- 咬筋
- 外側翼突筋
- 内側翼突筋
問題 90 胸郭の動きで正しいのはどれか。
- 左右方向の拡大は主に上位肋骨の運動による。
- 前後方向の拡大は主に下位肋骨の運動による。
- 上下方向の拡大は下位肋骨の運動による。
- 胸郭下部の拡張は横隔膜を伸長しその収縮力を増大させる。
問題 91 膝関節を伸展するのはどれか。
- 半腱様筋
- 半膜様筋
- 大腿筋膜張筋
- 大腿二頭筋
問題 92 立位姿勢の制御で正しいのはどれか。
- 足関節では前脛骨筋が前方へ倒れるのを防ぐ。
- 膝関節では重力のモーメントが膝屈曲を防ぐ。
- 股関節では大殿筋が過伸展を防ぐ。
- 脊柱では腹筋群が前方へ曲がるのを防ぐ。
問題 93 正常発達において終生持続するのはどれか。
- モロー反射
- 手掌把握
- 非対称性緊張性頸反射
- パラシュート反応
問題 94 運動技能学習で正しいのはどれか。
- 初期相は協調運動へと融合していく時期である。
- 中間相は言語的要素が強いため言語・運動段階ともいう。
- 最終相は順序や段取りを特に意識する段階である。
- 結果の知識は付加的フィードバックである。
問題 95 走行で正しいのはどれか。
- 走行の歩行周期は歩行と異なる。
- 両足がともに地面から離れている時期がある。
- 重心の上下方向への移動が歩行より小さい。
- 走行可能になるのは3歳前後である。
第25回 柔道整復師国家試験問題 解答
[ 運動学 ]
問86 問87 問88 問89 問90 1 2 1 3 4 問91 問92 問93 問94 問95 3 2 4 4 2