第22回 柔道整復師国家試験問題 [ 外科学概論 ]
問題 166 血流分布不均衡によるショックの原因はどれか。
1. 出血
2. 心筋梗塞
3. 緊張性気胸
4. アナフィラキシー
問題 167 生体に対して使用できない消毒薬はどれか。
1. アルコール
2. グルタラール
3. ポピドンヨード
4. クロルヘキシジン
問題 168 縫合で正しいのはどれか。
1. 絹糸は吸収性の糸である。
2. 合成糸は組織反応が強い。
3. 汚染していても創面はそのまま縫合する。
4. 抜糸の時期は成人ではおよそ第7病日である。
問題 169 麻酔で誤っているのはどれか。
1. 腰椎麻酔では筋弛緩剤を併用する。
2. 腰椎穿刺後の頭痛は体動で悪化する。
3. 悪性高熱症では異常高体温が起こる。
4. 気管支けいれんは気管挿管時に起こりやすい。
問題 170 出血で正しい組合せはどれか。
1. 内出血 ー 吐血
2. 外出血 ー 血胸
3. 静脈性出血 ー 鮮紅色
4. 動脈性出血 ー 拍動性噴出
問題 171 救急蘇生ガイドライン(2006年版)で胸骨圧迫心臓マッサージの圧迫頻度1分間に何回を目指すのが正しいか。
1. 60回
2. 80回
3. 100回
4. 120回
問題 172 ジャパン・コーマ・スケールⅢ-300の状態で正しいのはどれか。
1. 見当識障害がある。
2. 痛み刺激に反応しない。
3. 痛み刺激で顔をしかめる。
4. 呼びかけで安易に開眼する。
問題 173 頭部・顔面外傷で誤っている組合せはどれか。
1. 頭蓋底骨折 ー 髄液鼻漏
2. 耳下腺部損傷 ー 顔面神経麻痺
3. 頬骨弓骨折 ー 開口障害
4. 脳実質損傷 ー 急性硬膜外血腫
問題 174 40歳の男性。自転車走行中に転倒し右側腹部を打撲した。すぐに歩いて来院したが、待っている間に冷汗が生じ顔面が蒼白となった。下腿浮腫はみられない。収縮期血圧80mmHg、脈拍120/分であった。
考えられる病態はどれか。
1. 心原性ショック
2. 出血性ショック
3. 敗血症性ショック
4. アナフィラキシーショック
問題 175 力学的にストレス集中が生じにくい部位はどれか。
1. 骨嚢腫
2. 変形癒合部
3. 長管骨骨幹部
4. スクリュー抜去部
第22回柔道整復師国家試験問題 解答
[ 外科学概論 ]
問166 問167 問168 問169 問170 4 2 4 1 4 問171 問172 問173 問174 問175 3 2 4 2 3