第25回 柔道整復師国家試験問題 [ 必修 ]
問題 1 図の寛骨を構成する骨の組合せで正しいのはどれか。
- ①腸骨②坐骨③恥骨
- ①腸骨②恥骨③坐骨
- ①坐骨②腸骨③恥骨
- ①坐骨②恥骨③腸骨
問題 2 隆椎はどれか。
- 第1頸椎
- 第3頸椎
- 第5頸椎
- 第7頸椎
問題 3 上腕骨と大腿骨とに共通する部位名はどれか。
- 内側上顆
- 内側顆
- 内果
- 顆間窩
問題 4 体表から拍動を触知できるのはどれか。2つ選べ。
- 鎖骨下動脈
- 肋間動脈
- 外腸骨動脈
- 大腿動脈
問題 5 ホメオスタシスの説明で正しいのはどれか。
- 生殖により子孫を残すことができること。
- 血液が全身を絶えず循環していること。
- 神経回路網が全身に張り巡らされていること。
- 体内環境が常に狭い範囲で一定に保たれていること。
問題 6 安静時の呼吸で呼息終了時の肺容量はどれか。
- 肺活量
- 予備吸気量
- 1回換気量
- 機能的残気量
問題 7 カルシウム代謝に関与するのはどれか。
- ビタミンA
- ビタミンB
- ビタミンC
- ビタミンD
問題 8 翼状肩甲に関与するのはどれか。
- 前鋸筋
- 菱形筋
- 鎖骨下筋
- 胸鎖乳突筋
問題 9 誤っている組合せはどれか。
- 漿液性炎——-炎症性浮腫
- 線維素性炎—–偽膜性炎
- 化膿性炎——-蜂窩織炎
- 特異性炎——-増殖性炎
問題 10 生活の質を意味する言葉はどれか。
- BOD
- LCD
- QOL
- WHO
問題 11 医療従事者が医療の遂行において医療的準則に違反して患者に被害を発生させるのはどれか
- インシデント
- 医療過誤
- 医療事故
- フォームド・コンセント
問題 12 重力に抗してかろうじて肘を全可動域に屈曲できる場合、徒手筋力テストにおける上腕二頭筋の筋力はどれか。
- 1
- 2
- 3
- 4
問題 13 医療面接で開かれた質問(open question)はどれか。
- 痒いのはどこですか。
- どうなさいましたか。
- どのようなしびれですか。
- 発熱はいつからですか。
問題 14 マン・ウェルニッケ姿勢をとるのはどれか。
- 進行性筋ジストロフィー
- 破傷風
- 脳梗塞
- バーキンソン(Parkinson)病
問題 15 末梢血管抵抗減弱によるショックの原因はどれか。
- 急性心筋梗塞
- 熱 傷
- 緊張性気胸
- アナフィラキシー
問題 16 誤っている組合せはどれか。
- 頸椎脱臼骨折———–四肢麻痺
- 胸椎脱臼骨折———–対麻痺
- 上腕骨骨幹部骨折——橈骨神経麻痺
- 鎖骨骨折—————尺骨神経麻痺
問題 17 骨折で正しいのはどれか。
- 介達痛を認めるものは少ない。
- 皮下出血斑は経時的に近位側に移動する。
- 異常可動性は神経・血管損傷に注意する。
- 骨挫傷の有無は軋轢音で判断する。
問題 18 横骨折となるのはどれか。
- 捻転骨折
- 剥離骨折
- 破裂骨折
- 剪断骨折
問題 19 反復性脱臼になりやすいのはどれか。
- 肩関節前方脱臼
- 示指 MP関節背側脱臼
- 膝関節後方脱臼
- 距骨前方脱臼
問題 20 小児骨折で正しいのはどれか。
- 骨膜の連続性は保たれることが多い。
- 捻転転位の自家橋正が期待できる。
- 骨の横径成長障害を伴う。
- 関節拘縮を後遺しやすい。
問題 21 高齢者骨折で起こりやすいのはどれか。
- 骨化性筋炎
- 過剰仮骨形成
- フォルタマン(Volkmann)拘縮
- 廃用性症候群
問題 22 牽引直圧整復法で整復されにくいのはどれか。
- 捻転転位
- 短縮転位
- 側方転位
- 屈曲転位
問題 23 関節の運動を保持し被覆する包帯法はどれか。
- 折転帯
- 螺旋帯
- 亀甲帯
- 環行帯
問題 24 骨折の後遺症はどれか。
- 外傷性皮下気腫
- コンパートメント症候群
- 脳脊髓損傷
- 偽関節
問題 25 肋骨骨折で正しいのはどれか。
- 疲労骨折では縦隔の偏位となる。
- 変形所見では漏斗胸を呈する。
- 完全骨折では圧迫痛を認める。
- 不全骨折では胸郭支持性を失う。
問題 26 顎関節前方脱臼で正しいのはどれか。
- 閉口時オトガイへの打撃で発生する。
- 関節頭は関節結節の下方にある。
- 外側靭帯損傷はみられない。
- 下顎歯列に対し上顎歯列が前方に位置する。
問題 27 外固定の目的で正しいのはどれか。
- 関節可動域の確保
- 患部の安静
- 機能の回復
- 筋萎縮の防止
問題 28 中手骨頸部骨折はどれか
- ベネット(Bennett)骨折
- ボクサー骨折
- ローランド(Roland)骨折
- 逆ベネット(Bennett)骨折
問題 29 指骨骨折で正しいのはどれか。
- 基節骨骨幹部骨折では背側凸変形がみられる。
- 末節骨骨折より中節骨骨折が多い。
- 末節骨骨折は介達外力によって発生する。
- 掌側板付着部裂離骨折は指の過伸展で発生する。
問題 30 上腕二頭筋長頭腱炎のテスト法はどれか。
- モーリーテスト
- アドソンテスト
- スピードテスト
- ライトテスト
第25回 柔道整復師国家試験問題 解答
[ 必修 ]
問1 問2 問3 問4 問5 2 4 1 1.4 4 問6 問7 問8 問9 問10 4 4 1 4 3 問11 問12 問13 問14 問15 2 3 2 3 4 問16 問17 問18 問19 問20 4 3 4 1 1 問21 問22 問23 問24 問25 4 1 3 4 3 問26 問27 問28 問29 問30 3 2 2 4 3