第24回 柔道整復師国家試験問題 [ 病理学概論 ]
問題 96 脂肪を検出するのに用いられる染色法はどれか。
1. オイルレッドO染色
2. コッサ染色
3. ヘマトキシリン・エオジン(HE)染色
4. ベルリン青染色
問題 97 疾病の発生原因で内因に属するのはどれか。
1. 栄養障害
2. 内分泌かく乱物質
3. 免疫
4. 水
問題 98 褐色萎縮で沈着するのはどれか。
1. 胆汁色素
2. ヘモジデリン
3. メラニン
4. リポフスチン
問題 99 循環障害の定義で誤っているのはどれか。
1. うっ血とは動脈血が組織や臓器にうっ滞している状態
2. 充血とは組織、臓器内を流れる血液量が過剰の状態
3. 血栓症とは凝固血が血管壁に付着している状態
4. 塞栓症とは血管内異物により小血管腔が閉塞する状態
問題 100 病態と疾患の組合せで正しいのはどれか。
1. 腎動脈狭窄-本態性高血圧症
2. 冠動脈閉塞-狭心症
3. 左心不全-肺水腫
4. 粥状動脈硬化-糖尿病性網膜症
問題 101 浮腫のメカニズムで誤っている組合せはどれか。
1. 蜂窩織炎-血管透過性の亢進
2. ネフローゼ症候群-膠質浸透圧の低下
3. 熱傷-毛細血管圧の上昇
4. フィラリア症-リンパ管の閉塞
問題 102 良性腫瘍の特徴で正しいのはどれか。
1. 浸潤性に増殖する。
2. 転位を起こす。
3. 悪液質を起こす。
4. 核分裂が少ない。
問題 103 瘢痕の主な構成成分はどれか。
1. マクロファージ
2. 好中球
3. 毛細血管
4. 膠原線維
問題 104 偽膜性大腸炎の原因菌はどれか。
1. 黄色ブドウ球菌
2. クロストリジウム・ディフィシル菌
3. スピロヘータ
4. らい菌
問題 105 シューグレン(Sjogren)症候群の組織学的所見で正しいのはどれか。
1. 慢性リンパ球性甲状腺炎
2. 唾液腺の腺房細胞萎縮
3. 近位筋の萎縮
4. 増殖性滑膜炎
問題 106 ウイルスと発癌の組合せで正しいのはどれか。
1. エプスタイン・バーウイルス-バーキット(Burkitt)腫瘍
2. A型肝炎ウイルス-肝細胞癌
3. ヒト免疫不全ウイルス-成人T細胞白血病
4. ヒトパピローマウイルス-大腸癌
問題 107 小児に多い悪性腫瘍はどれか。
1. 胃癌
2. ウィルムス(Wilms)腫瘍
3. 大腸癌
4. 胃細胞癌
問題 108 両親の一方が罹患者で子供の半数に男女差なくみられる疾患はどれか。
1. 先天緑赤色覚異常
2. 血友病A
3. ダウン(Down)症候群
4. 家族性大腸ポリポーシス
第24回柔道整復師国家試験問題 解答
[ 病理学概論 ]
問96 問97 問98 問99 問100 1 3 4 1 3 問101 問102 問103 問104 問105 3 4 4 2 2 問106 問107 問108 1 2 4