第23回 柔道整復師国家試験問題 [ 整形外科学 ]
問題 176 小人症をきたす疾患で均衡型を特徴とするのはどれか。
1. 軟骨無形成症
2. 下垂体性小人症
3. モツキオ(Morquio)病
4. 先天性脊椎骨端異形成症
問題 177 老人性骨粗鬆症で正しいのはどれか。2つ選べ。
1. 骨梁は保たれている。
2. 血清カルシウム値は減少する。
3. 石灰化障害はない。
4. 低回転型骨粗鬆症である。
問題 178 疾患と障害部位との組合せで正しいのはどれか。
1. 脊髄性小児麻痺—————————脊髄側索
2. 進行性筋ジストロフィー—————筋皮神経
3. 神経性進行性筋萎縮症——————脊髄後索
4. 若年性一側性上肢筋萎縮症————脊髄前角細胞
問題 179 手のPIP関節に屈曲変形がみられるのはどれか。
1. ヘバーデン結節
2. マレットフィンガー
3. ボタン穴変形
4. スワンネック変形
問題 180 変形性膝関節症の単純エックス線所見でないのはどれか。
1. 骨棘形成
2. 軟骨下骨嚢腫
3. びまん性骨萎縮
4. 関節裂隙狭小化
問題 181 悪性化する可能性があるのはどれか。2つ選べ。
1. 骨軟骨腫
2. 内軟骨腫
3. 孤立性骨嚢腫
4. 線維性骨異形成
問題 182 転移性骨腫瘍で正しいのはどれか。
1. 温熱療法の適応となる。
2. 造骨性転移では病的骨折は少ない。
3. 長管骨の骨幹端部に好発する。
4. 原発巣の症状が先行する。
問題 183 検査と疾患との組合せで正しいのはどれか。2つ選べ。
1. トーマステスト——————腸腰筋炎
2. リフトオフテスト—————小円筋断裂
3. 大腿神経伸展テスト————下位腰椎椎間板ヘルニア
4. 前方引き出しテスト————前距腓靱帯断裂
問題 184 肋骨骨折で緊急性が高いのはどれか。
1. 胸部の皮下出血
2. 骨折部の轢音
3. 吸気時の胸痛
4. 胸部の握雪感
問題 185 57歳の男性。建設業。2週前から左肩甲部に刺すような痛みを自覚した。1週前から痛みは左上肢尺側に放散し同部にしびれも感じるようになった。手指の運動障害はない。
最も考えられる疾患はどれか。
1. 肘部管症候群
2. 胸郭出口症候群
3. 頸椎症性神経根症
4. 石灰沈着性肩関節周囲炎
第23回柔道整復師国家試験問題 解答
[ 整形外科学 ]
問176 問177 問178 問179 問180 2 3.4 4 3 3 問181 問182 問183 問184 問185 1.2 2 1 4 3