第21回 柔道整復師国家試験問題 [ 病理学概論 ]


問題 96 誤っている組合せはどれか。
  1. 電子顕微鏡視察-遺伝子配列の同定
  2. 免疫染色(免疫組織化学)-タンパク質局在の探索
  3. 分子生物学的方法/ISH-メッセンジャーRNAの同定
  4. ヘマトキシリン・エオジン染色-組織構造の観察


問題 97 誤っている組合せはどれか。
  1. 脂肪肝-適応障害
  2. 尿毒症-代謝異常
  3. アレルギー-免疫異常
  4. ショック-循環障害


問題 98 女性よりも男性に頻度の高い疾患はどれか。
  1. 関節リウマチ
  2. 骨粗鬆症
  3. 胆石症
  4. 痛風


問題 99 アルコール性肝障害でみられるのはどれか。
  1. アミロイド変性
  2. 硝子滴変性
  3. 脂肪変性
  4. フィブリノイド変性


問題 100 壊死で正しいのはどれか。
  1. 乾酪壊死は融解壊死に属する。
  2. 脳梗塞では凝固壊死がみられる。
  3. ガス壊疸は壊死組織への腐敗菌感染による。
  4. 壊死による組織欠損は修復されない。


問題 101 誤っているのはどれか。
  1. うっ血は静脈血の還流障害によって起こる。
  2. 肝うっ血では小葉辺縁体にうっ血が強い。
  3. 肺うっ血は左心不全によって起こる。
  4. 肝硬変で門脈圧は亢進する。


問題 102 誤っているのはどれか。
  1. 多血症では血栓形成が起こりやすい。
  2. 静脈血栓症の好発部位は上肢の静脈である。
  3. 血栓は血流が緩徐な部分で形成されやすい。
  4. 播種性血管内凝固症候群ではフィブリン微小血栓の形成がみられる。


問題 103 創傷治癒過程の出現順序で正しいのはどれか。
  1. 肉芽形成→瘢痕→線維化
  2. 線維化→瘢痕→肉芽形成
  3. 肉芽形成→線維化→瘢痕
  4. 線維化→肉芽形成→瘢痕


問題 104 正しい組合せはどれか。
  1. ジフテリア菌-出血性炎
  2. 結核菌-ゴム腫
  3. らい菌-肉芽腫性炎
  4. 淋菌-乾酪壊死


問題 105 Ⅳ型アレルギー(遅延型過敏反応)はどれか。
  1. 花粉症
  2. Rh不適合輸血
  3. ツベルクリン反応
  4. 血清病


問題 106 悪性腫瘍の特徴で誤っているのはどれか。
  1. 過形成
  2. 自律性増殖
  3. 組織破壊
  4. 悪液質


問題 107 関連性の低い組合せはどれか。
  1. ヘリコバクター・ピロリ菌-胃癌
  2. α-フェトプロテイン-肝癌
  3. 癌胎児性抗原-大腸癌
  4. エプスタイン・バーウイルス-子宮頸部癌


問題 108 常染色体優性遺伝を示す疾患はどれか。
  1. 緑赤色盲
  2. 家族性大腸ポリポーシス
  3. ウイルソン(Wilson)病
  4. 伴性無ガンマグロブリン血症


第21回 柔道整復師国家試験問題 解答

[ 病理学概論 ]

問96問97問98問99問100
11433
問101問102問103問104問105
22333
問106問107問108
142