第21回 柔道整復師国家試験問題 [ 運動学 ]
問題 86 力の単位で誤っているのはどれか。
1. 力の重力単位は質量1kgの物体に作用する地球の引力を1kgwという。
2. 力の重力単位の測定には測定場所の指定が必要となる。
3. 力の(絶対)単位にはニュートン(N)が用いられる。
4. 力の(絶対)単位ダイン(dyn)はMKS単位である。
問題 87 多軸性関節でないのはどれか。
1. 肩関節
2. 手根間関節
3. 股間節
4. 距腿関節
問題 88 下肢の運動に関与する大脳皮質はどれか。
1. 頭頂葉前上部
2. 前頭葉後上部
3. 後頭葉下部
4. 側頭葉上部
問題 89 頭部を体幹に対して回旋させると顔面の向いた側の四肢が伸展し後頭側の四肢が屈曲した姿勢になるのはどれか。
1. モロー反射
2. 交差性伸展反射
3. 非対称性緊張性頸反射
4. 対称性緊張性頸反射
問題 90 随意運動で正しいのはどれか。
1. 運動プログラムとは活動する筋群名をいう。
2. 随意運動ではまず意志の発動がある。
3. 体性感覚は運動プログラムに関与しない。
4. 姿勢保持に運動プログラムは関与しない。
問題 91 呼吸筋と脊髄レベルとの組合せで誤っているのはどれか。
1. 横隔膜-第9胸髄~第11胸髄
2. 肋骨挙筋-第8頸髄~第11胸髄
3. 胸横筋-第2胸髄~第6胸髄
4. 外肋間筋-第1胸髄~第11胸髄
問題 92 肩甲骨に付着しないのはどれか。
1. 大胸筋
2. 前鋸筋
3. 上腕二頭筋
4. 上腕三頭筋
問題 93 姿勢保持で正しいのはどれか。
1. 脊柱が後方へ曲がるように働く重力に対抗し脊柱起立筋群が活動する。
2. 立位姿勢では抗重力筋が働き左右動揺が起こる。
3. 踏み直り反射の感覚受容器は前庭迷路である。
4. 視覚は姿勢防御に関与しない
問題 94 上肢運動の発達で、目的物に手を伸ばしてつかみ手から手へ持ちかえることができるようになる時期はどれか。
1. 3か月
2. 6か月
3. 1歳6か月
4. 2歳
問題 95 歩行で正しいのはどれか。
1. 一側の踵が接地して次に同側の踵が接地するまでの動作を1歩という。
2. 1歩の距離を歩隔という。
3. 単位時間あたりの歩行距離を歩行率という。
4. 踏み出した足の長軸と進行方向のなす角度を足角という。
第21回 柔道整復師国家試験問題 解答
[ 運動学 ]
問86 問87 問88 問89 問90 4 4 2 3 2 問91 問92 問93 問94 問95 1 1 3 2 4